第39、40回 自然観察大学 室内講習会
参加者募集

自然観察大学では下記のとおり室内講習会を実施します。
新型コロナウイルス禍により、Zoomによるオンラインでの開催となります。
オンラインではご自宅などのPC、タブレット、スマホで参加いただけます。
どうぞ気軽に参加してください。

各分野の専門家が、興味深い内容を一般の方々にもわかりやすく話をしてくれます。

各講師のプロフィールはこちら ⇒ 



【第39回】
① ユーラシアステップの植物 講師:小幡和男
② クモの生態観察入門 講師:浅間茂

終了しました。
講演内容は講習会レポートをご覧ください ⇒ 


【第40回】
2023年2月19日(日曜日) 13:00~15:30
ムクドリの食性について -ねぐら下の糞分析から-
講師:越川重治、山崎秀雄



…… 講演内容の紹介 ……


ムクドリ1
ムクドリがトキワサンザシの果実を食べる(写真:越川重治)

第40回 ムクドリの食性について
    -ねぐら下の糞分析から-

<自然観察大学講師 越川重治・山崎秀雄>

ムクドリは、各地の駅前広場などに大群でねぐらをとり、世間の嫌われ者になっています。
しかし一方では、農業害虫の捕食者として、あるいはさまざま植物の種子散布者として生態系の中の一員としてたいせつな位置にあります。
ムクドリ研究の第一人者である越川先生は、その食性を知るためにおよそ3年にわたって糞およびペリットを採取し分析を続けられました。
その結果得られた、ムクドリの幅広い食性をくわしく紹介します。

ムク2
ムクドリがツチイナゴを食べる(写真:越川重治)

越川先生の依頼を受けて、ムクドリの糞に含まれる昆虫を同定したのは山崎先生です。(植物種子は越川先生がご自身で同定)
脚や翅など、体のごく一部の小さな破片から種にたどり着くのは並大抵の作業ではありません。今回の公演ではその苦労の一端を紹介いただきます。
ツバメの糞分析で経験と実績のある山崎先生ですが、作業をしながらムクドリの採餌の風景が目に浮かぶことがあり、楽しい経験だったと述懐しておられます。

ムク糞
ムクドリの糞から抽出した昆虫(写真:山崎秀雄)

【参考/過去の講習会レポートより】
嫌われムクドリの本当の生活 講師:越川重治 ⇒ 
ツバメはヒナに何を食べさせているか-糞からわかる昆虫食事情- 講師:山崎秀雄 ⇒ 



詳しい募集案内と申込み方法などは以下のPDFをご覧ください。

● 募集案内(PDF) ⇒  
● 参加申込書(PDF) ⇒ 
● 参加費の振り込み(PDF) ⇒  
● 参加方法(Zoomの利用方法)(PDF) ⇒  

主催:NPO法人自然観察大学

申込・お問い合わせ先
〒272-0034 千葉県市川市市川3-27-20-811
電話 090-5758-9059
NPO法人自然観察大学 事務局:大野透
jimu @ sizenkansatu.jp (@マークを半角にして前後の字間を詰めてください)



過去の記事

これまでの講習会の詳細なレポートは次でご覧いただけます

第39回

小幡和男先生、浅間茂先生

2022年

金林和裕先生、平井一男先生

2021年

飯島和子先生、中安均先生

2020年

岩瀬徹先生、小幡和男先生、川名興先生、飯島和子先生、八田洋章先生
<樹木博士入門発刊記念>

2019年

鈴木信夫・鈴木智也先生、浅間茂先生

2019年

八田洋章先生(PDF)

2018年

田仲義弘先生、賀来孝代先生

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