< 定例観察会レポート >

2019年度第3回(9月29日) 我孫子市谷津ミュージアム

自然観察大学野外観察会

主催:NPO法人自然観察大学  後援:我孫子市


谷津ミュージアム(我孫子市岡発戸・都部谷津)の第3回観察会です。
2019年9月29日、例年より遅れたヒガンバナが満開でした。
観察会の概要は以下のとおり。


レポートで掲載した記事と写真はNPO法人自然観察大学およびその関係者のものです(禁無断転載)


【シロダモの観察】
果実と花が同時に見られるシロダモ。
残念ながら花が咲くのは11月ごろですが、真っ赤な果実とふくらんだつぼみが…
(金林和裕先生。左の写真は参考)
【ツルボのくらし】
葉と花を別の季節に出すユニークなツルボのくらし。
なぜそんなややこしい生活をするのか?
どんなメリットがあるのか?
(中安均先生)
【モズの高鳴きとはやにえ】
この季節の名物ともいえる“高鳴き”にはどんな意味があるのか。
“はやにえ”に隠された秘密とは?
(唐沢孝一先生)
【ヤマトシリアゲの観察】
尻(腹端)を上げる姿からシリアゲムシと呼ばれる。
ヤマトシリアゲを観察しながら、このなかまの興味深い生態を紹介。
(鈴木信夫先生)
余談ですが、英名の“スコーピオンフライ”がかっこいい!
【ナガコガネグモの観察】
浅間先生ならではの紫外線カメラを使って、ナガコガネグモの隠れ帯の秘密に迫る。
(浅間茂先生)
【マテバシイのどんぐり】【シラカシのどんぐり】
身近にどこでも見られるマテバシイのどんぐり。
そこには2年越しの遠大な計画があった。
シラカシとくらべて観察しよう。
(金林和裕先生)
【チヂミザサとイネ科雑草】
ふだんは見過ごしがちな、どこにでもあるチヂミザサ。
しかし花をルーペで見るとまるで別の世界が…
そこにはしたたかな繁殖戦略もありました。
(飯島和子先生)
【ジョロウグモの観察】【オナガグモの観察】
お得意の“魔法の水”を使って網を浮き立たせ、ジョロウグモの夫婦関係を詳しく観察。
その近くにいたオナガグモ。これがクモとは信じられない!
(浅間茂先生)
【オオハラナガツチバチ】
重たい腹を抱えて盛んに訪花するハラナガツチバチ。
コガネムシ類の幼虫に寄生する蜂で、地表下で進行するちょっと怖い話を紹介。
(鈴木信夫先生)
【水田の雑草の観察】
稲作では邪魔者扱いされる雑草たちだが、
よく見ると色も形も美しい。
雑草に愛をこめて…
(飯島和子先生)
【ムクドリの糞塗り行動】
糞塗り行動とは何か? その驚くべき生態とは?
ムクドリ研究の第一人者が、最新の研究成果を惜しげもなく紹介。
(越川重治先生)
【ホウチャクソウの繁殖戦略】
ホウチャクソウの開花といえば4月…
なのに、なぜ秋に観察するのか?
ホウチャクソウの驚くべき繁殖戦略とは?
(中安均先生)
【ノシメトンボとシオカラトンボ】
赤くならない赤とんぼ、ノシメトンボの秘密とは?
シオカラトンボとの違いは?
(鈴木信夫先生)

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