第41回 自然観察大学 室内講習会
参加者募集

自然観察大学では下記のとおり室内講習会を実施します。
新型コロナウイルス禍により、Zoomによるオンラインでの開催となります。
オンラインではご自宅などのPC、タブレット、スマホで参加いただけます。
参加費は無料になりました。どうぞ気軽に参加してください。
なお、NPO会員の方は会場での参加も可能です。

各分野の専門家が、興味深い内容を一般の方々にもわかりやすく話をしてくれます。

各講師のプロフィールはこちら ⇒ 



2024年2月18日(日曜日) 13:00~15:30
① きのこ観察入門 講師:根田仁
② 鳥たちの狩り 講師:田仲義弘

※ ①、②は続けて参加いただけます。



…… 講演内容の紹介 ……

① きのこ観察入門

<自然観察大学講師 根田仁>

きのこ1
モミの切株に発生したサケバタケ(写真:根田仁)

自然観察の中で、実際に森林できのこを目にすることは多いでしょう。
きのこは、落葉、倒木などの有機物分解、植物との菌根形成による成長促進など、森林生態系で重要な働きをしています。
きのこは「木の子」。植物など他の生物と密接な関係を持って生育しています。
その関係を知るための、野外できのこを観察する時のポイントについて解説します。
根田先生はきのこ観察の第一人者で、講演ではほかに、きのこのグループごとの特徴や見分けるポイントも紹介します。

きのこ2 きのこ3
モミと菌根を形成するコウモリタケ(左)とウスタケ(右)(写真:根田仁)


② 鳥たちの狩り

<自然観察大学講師 田仲義弘>

かわせみ
カワセミの飛び込む瞬間の動き(写真:田仲義弘)

カワセミが飛び込んで魚を捕らえるときにどんな動きをするのか…
上の写真はカワセミが飛び込む瞬間の動画素材から、一連の行動がわかるように合成したものです。
  ● 飛び出しの頂点で身体をひねり位置を調整
  ● 翼を身体に付け空気抵抗を減らし加速
  ● 飛び込み寸前に羽を広げて減速・調整
この写真だけでも、これだけの工夫を見て取ることができます。さてカワセミは、いったいどれだけの技巧を持っているのでしょうか。
ほかにも、キクイタダキがホバリングしながら昆虫をとらえる瞬間や、サクラの花をめぐる鳥の行動の観察など、決定的な瞬間の鮮明な写真で紹介します。
田仲先生は長年にわたって狩蜂の行動を研究し写真に収めてこられましたが、最近ではトンボや野鳥にもその対象を広げておられます。ご期待ください。

キクイタダキ
キクイタダキがホバリングしながら獲物を捕らえる(写真:田仲義弘)


詳しい募集案内と申込み方法などは以下のPDFをご覧ください。

● 募集案内(PDF) ⇒  
● 参加申込書(PDF) ⇒ 
● 参加方法(Zoomの利用方法)(PDF) ⇒  
これまでの講習会・観察会の詳細なレポートは次でご覧いただけます ⇒ 

主催:NPO法人自然観察大学

申込・お問い合わせ先
〒272-0034 千葉県市川市市川3-27-20-811
電話 090-5758-9059
NPO法人自然観察大学 事務局:大野透
jimu @ sizenkansatu.jp (@マークを半角にして前後の字間を詰めてください)