2025年度第1回(4月20日)
我孫子市谷津ミュージアム(岡発戸・都部谷津)

自然まるごと観察会

後援:我孫子市  主催:NPO法人自然観察大学

小径沿いのカントウタンポポを観察する


私たち自然観察大学では、生きものの名前を知るだけではなく、
その形を見て、くらしを考えます。
さらに生き物どうしの関わり、とりまく環境に注目して観察していきます。
また植物、鳥、虫、きのこなどいろいろな角度から、
専門家と参加者のみなさんとが一緒になって観察します。

2025年度の自然まるごと観察会は我孫子市の谷津ミュージアム(岡発戸・都部谷津)。
地元のみなさんの活動によって、自然豊かな里山環境が保たれています。
第1回は4月20日。新緑にかこまれて、たのしい観察ができました。

当日の観察ルート(我孫子市HPより改変)

観察会の話題の概要

詳しい内容はそれぞれのタイトルのあとのリンク(⇒)をご覧ください(PDF)
レポートの全体(PDF)を通読するには次をクリックしてください ⇒ 

【谷津の話】(⇒)
谷津の地形はどうやってできたのか。
谷津の歴史と利用、谷戸との違いについて紹介します。
(浅間茂先生)
【赤い宝石の鳥の声は?】(⇒)
赤い宝石のような、美しいヒクイナ。
ふだん目にすることのできない、その生態と分布拡大について考えます。
(越川重治先生)
【ヤマグワの花の観察】(⇒)
ヤマグワの大木が花をつけていました。
雄株と雌株を観察し、ヤマグワとマグワとの見分け方も紹介します。
(飯島和子先生)
【カラスノエンドウとカスマグサの観察】(⇒)
カラスノエンドウとカスマグサの混生する群落がありました。
この機会にじっくりと観察しましょう。
(飯島和子先生)
【シダ植物3態】(⇒)
ナンゴクデンジソウ、イヌスギナ、コウヤワラビ。
湿田のまわりで見られるシダ植物3種を観察します。
(村田威夫先生)
【春のきのこの観察】(⇒)
春に見られるきのこは多くはありませんが、何とか探し出しました。
きのことは思えない形のきのこもありました。
(根田仁先生)
【ウラシマソウの観察】(⇒)
不思議な姿形のウラシマソウ。
興味深い生態と、受粉のための様々な仕組みを観察します。
(村田威夫先生)
【ホウチャクソウの観察】(⇒)
ホウチャクソウの2つのタイプの花。
形の違いだけでなく、生態が少し違っているようです。
(中安均先生)
【イヌシデの観察】(⇒)
鮮やかなイヌシデの新緑。
花から果実へ成長するようすが観察できました。
(飯島和子先生)
【カエルの話】(⇒)
シュレーゲルアオガエル、二ホンアマガエル、
アズマヒキガエル、ウシガエル、ヌマガエル、
谷津で見られるカエルの話です。
(浅間茂先生)
【そのほか】(⇒)
カントウタンポポ、コガネグモダマシなど、
そのほかに観察できたものなどを紹介します。
参加いただいたみなさん、担当講師、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
このすばらしい谷津ミュージアムを管理しておられるみなさんに、改めて感謝します。

撮影協力:樫聡・田上博昭、レポートまとめ:大野透

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