2023年度第4回(11月12日) 都立野川公園周辺

自然まるごと観察会

主催:NPO法人自然観察大学

散乱した鳥の羽根から被害者と加害者を推理する越川先生


「自然まるごと観察会」の4回目です。
観察会の概要は以下のとおりです。


レポートで掲載した記事と写真はNPO法人自然観察大学およびその関係者のものです(禁無断転載)


【生物多様性を意識した草刈り?】
公園の外の土手は、その一部を残した不思議な草刈りがされていました。
何かを意図してこのような刈り方をしたのでしょうか?
そしてその効果は?
(中安均先生)
【ヒマラヤスギの雄花、雌花、球果の観察】
過去に何度も話題になった野川公園のヒマラヤスギ。
球果と雄花と、そして長年の謎だった雌花の秘密が、いよいよ解き明かされます。
(飯島和子先生)

【センボンヤリの果実】
前回(10/1)にみごとな群落を観察したセンボンヤリ。
その1か月後、はたしてどうなっているのか?
(飯島和子先生)

【ツヤウチワタケの観察】
野球のバットくらいの大きさの枯枝。
その枯枝には扇形の硬いきのこが生えていました。
自然界でのきのこの役割を考えます。
(根田仁先生)
【カルガモの観察】
子育てシーンが話題になるカルガモですが、観察対象としてはどちらかというと注目度は低いかもしれません。
そんなカルガモの、興味深い視点を紹介します。
(越川重治先生)
【草で遊ぼう -ススキとオオバコ-】
雑草を使った遊びは都会でも身近に楽しめます。
そして遊びの中にも雑草の強さの秘密が隠されていたりします。
次の世代につなげていきましょう。
(飯島和子先生)
【寒くて動けない虫たち】
秋になっても夏日の続くなかで、観察会当日はとても寒い日でした。
突然の低温で動けなくなってしまった昆虫たちを観察します。
(鈴木信夫先生)
【遊歩道で見つけた獣の糞】
ルートの途中で偶然見つけた獣の糞。
落とし主は何者か? 彼らは何を食べていたのか?
フィールドサインから読み解きます。
(中安均先生)
【コフキサルノコシカケの観察 -切株の樹種は?-】
前回からの続きでコフキサルノコシカケを観察。
きのこを知るには樹種を知る必要があり、切り株からそれを知る方法を紹介します。
(根田仁先生)
【鳥の羽根を散らかした犯人は?】
散乱した鳥の羽根から被害者と加害者、さらには狩りの行動を推測します。
そこから、生命のドラマが見えてきます。
(越川重治先生)

【アカネにできた虫えい】
フェンスにからむアカネに見慣れぬ果実のようなものが…
その正体は虫えい(虫こぶ)でした。
(鈴木信夫先生)

【ジャコウアゲハ】
ジャコウアゲハの幼虫の観察から、話題は蛹の別名「お菊虫」へ。
いつの間にか怪談話のようになりました。
(鈴木信夫先生)

【黒い実のいろいろ】
黒い実の植物は数多くあります。果実なのか種子なのかという違いはありますが、見た目はどれも黒くて丸く、よく似ています。
黒い実をもつ植物の戦略とは?
(中安均先生)

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