2023年度第2回(6月25日) 都立野川公園周辺

自然まるごと観察会

主催:NPO法人自然観察大学

猛暑に負けないよう、なるべく木陰で行動しました


「自然まるごと観察会」の2回目です。
観察会の概要は以下のとおりです。


レポートで掲載した記事と写真はNPO法人自然観察大学およびその関係者のものです(禁無断転載)


【ミズキとクマノミズキ】
野川公園ではミズキとクマノミズキが同時に見られます。
残念ながらどちらも花は終わっていますが、両種の見分け方をまとめていただきました。
(小幡和男先生)
【コフキサルノコシカケ】
4月の第1回観察会で見たコフキサルノコシカケはどう成長しているのか?
シダレヤナギの切株でもコフキサルノコシカケを観察しました。
(根田仁先生)
【ウコンカギバ? の幼虫】
コナラの葉に、枯枝や花殻と見まがうような虫を発見。
不思議な形です。
(鈴木信夫先生)
【ヤブガラシの花の観察】
小さくてつい見過ごしがちなヤブガラシの花。
蜜源として虫に人気が高い、その理由を探ります。
(小幡和男先生)
【ジョロウグモの網の観察】
ジョロウグモは、今はまだごく小さな幼体の時期です。
網の形からジョロウグモを見つけます。
(浅間茂先生)
【ヒメジョオンの花の咲き方】
どこにでもあって、つい見過ごしがちなハルジオン。
その花の咲く順序には、ある一定の法則があります。
(小幡和男先生)
【種子散布と鳥の関係】
鳥たちに人気のタブノキ、ミズキ、アカメガシワ。
種子散布によって共生の関係にあります。
(越川重治先生)
【アリジゴク】
公園のベンチの下のわずかなスペースにアリジゴクを発見。
こんなところでも虫同士のバトルが繰り広げられています。
(鈴木信夫先生)

< セルフ観察 >


講師の話を聞くだけでなく、自ら主体的に観察し、自分なりの発見をしたり考えたりすることの楽しさを味わっていただきたいという想いを込めたセルフ観察。
今回は自然観察園内に①~④の観察テーマを設定し、ガイドマップと観察ポイントを提示しました。時間を決めて各自観察をしてもらいます。
①ハンゲショウとドクダミの観察:小幡和男
②エゴノキの不思議な形の実?:鈴木信夫
③ほ乳類の観察:浅間茂
④枯れた木に生えるきのこの観察:根田仁

詳しいレポートはこちらからご覧ください(PDF) ⇒ 

※ レポートの最後に、参加したみなさんからの疑問や質問に対する答えを掲載しています。

各講師のプロフィールはこちらからご覧ください ⇒

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