< 2025年度 ミニ観察会レポート >
自然観察大学では、観察テーマを絞ったミニ観察会を実施しています。
参加者は20人まで、担当講師1~2名、“少人数でじっくり観察すること”を心がけています。
ミニ観察会 -少人数でじっくり観察しよう-
昆虫・植物・菌類のかかわりを観察しよう
2025年9月14日(日)
町田市相原中央公園周辺
担当講師:鈴木信夫、中安均、根田仁
昆虫・植物・菌類は、さまざまにかかわりを持って生活し、
自然界・生物界をつくり出しています。
今回は昆虫・植物・菌類のかかわりに主眼をおいて観察します。
§1 送粉者との関係を通してつくられてきた花の特徴を観察しよう
● マルバルコウの花と送粉者
● サルビアのなかまの花と送粉者
§2 植物を食べようとする虫と食べられまいとする植物との攻防
● ハイイロチョッキリとどんぐり
● チュウゴクアミガサハゴロモ
● ウリハムシとクロウリハムシ
● クズクビボソハムシ
● タマムシ(ヤマトタマムシ)
● 植物の被食防衛
§3 菌類と植物のかかわり
● 腐生菌の観察
● 菌根菌の観察
§4 ナラ枯れの話題
● ナラ枯れの概要
● カシノナガキクイムシとナラ菌
● ナラ枯れの後の植生変化




写真は左上から順にツルタケダマシ(菌根菌)の観察、クズクビボソハムを探す、
女性の腕から離れないタマムシ、オオブタクサが繁茂したナラ枯れの後の森
女性の腕から離れないタマムシ、オオブタクサが繁茂したナラ枯れの後の森
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クモの生態観察2025
2025年6月15日(日)
松戸市21世紀の森と広場
担当講師:浅間茂
園路に沿ってゆっくりと生態観察をしたあとは、
全員でクモを採集して環境調査。
そのうえ“クモの合戦”にもチャレンジしました。
盛りだくさんの観察会です。