2025年度第3回(9月28日)
我孫子市谷津ミュージアム(岡発戸・都部谷津)

自然まるごと観察会

後援:我孫子市  主催:NPO法人自然観察大学


私たち自然観察大学では、生きものの名前を知るだけではなく、
その形を見て、くらしを考えます。
さらに生き物どうしの関わり、とりまく環境に注目して観察していきます。
植物、鳥、虫、きのこなどいろいろな角度から、
専門家と参加者のみなさんとが一緒になって観察します。

観察フィールは我孫子市の谷津ミュージアム(岡発戸・都部谷津)。
地元のみなさんの活動によって、自然豊かな里山環境が保たれています。

当日の観察ルート(我孫子市HPより改変)

観察会の話題の概要

詳しい内容はそれぞれのタイトルのあとのリンク(⇒)をご覧ください(PDF)
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【イネ科植物をくらべてみよう】(⇒)
小径に沿って生えるイネ科植物を観察します。
ちょっとした環境の違いで、植物たちが住み分けをしています。
(小幡和男先生)
【サシバの生活について】(⇒)
里山の環境の変化で数を減らしているサシバですが、ここ谷津ミュージアムでは増えているそうです。その理由を考えます。
(越川重治先生)
【クモの生態観察】(⇒)
ゴミグモ、オナガグモ、コガタコガネグモ、ナガコガネグモ… 同じフェンスの周辺の観察でも、前回の夏のクモとはかなり様相が変わってきました。
(浅間茂先生)
【つる植物をくらべてみよう】(⇒)
夏から秋はつる植物の季節でもあります。
いろいろなつる植物の特徴や、絡みつき方の違いを観察します。
(金林和裕先生)
【きのこの観察】(⇒)
スギの幹から生えたこのきのこの正体は?
驚くべき事実が紹介されます。
(根田仁先生)
【メダカナガカメムシの観察】(⇒)
クズの葉に無数の白い斑点。
よく見ると、ごく小さな虫が群がっていました。
(鈴木信夫先生)
【ヤノナミガタチビタマムシの観察】(⇒)
ケヤキとムクノキの葉が、ささらのようにひどく食べられていました。
ヤノナミガタチビタマムシのしわざです。
(鈴木信夫先生)
【ツユクサの花のつくり】(⇒)
ふだん見過ごしがちなツユクサですが、今回はルーペを使ってとことん観察します。
おどろくべき巧妙なつくりが見えてきます。
(小幡和男先生)
【ヨツモンカメノコハムシの観察】(⇒)
サツマイモの葉に見慣れぬ虫が…
ヨツモンカメノコハムシは、今年になって目につくようになった国内外来種です。
(鈴木信夫先生)
【フジカンゾウとヌスビトハギをくらべる】(⇒)
林床の一角にフジカンゾウとアレチヌスビトハギが隣り合わせ群落になっていました。
両種をくらべて観察します。
(金林和裕先生)
【モズが減っている原因】(⇒)
谷津ミュージアムで減っているモズ。
その原因を考えるとともに、モズの生態を紹介します。
(越川重治先生)
【そのほか話題になったものなど】(⇒)
参加いただいたみなさん、担当講師、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
このすばらしい谷津ミュージアムを管理しておられるみなさんに、改めて感謝します。

撮影協力:田上博昭、レポートまとめ:大野透

※ レポートで掲載した記事と写真はNPO法人自然観察大学およびその関係者のものです(禁無断転載)

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