2024年度第4回(11月10日) 都立水元公園周辺

自然まるごと観察会

主催:NPO法人自然観察大学

草刈りに耐えたゲンノショウコの花と果実を観察する


2024年の自然まるごと観察会の第4回です。
「自然まるごと観察会」では、生物のくらし(生きざま)と形、
生きものどうしの関わりに注目しています。
観察会の概要は以下のとおりです。


レポートで掲載した記事と写真はNPO法人自然観察大学およびその関係者のものです(禁無断転載)


【クスノキとシロダモの果実】
クスノキとシロダモが並んで果実をつけていました。
どちらもクスノキ科の高木ですが、似ているところと違うところがあります。
(飯島和子先生)
【ゲンノショウコの観察】
関東ではあまり見られない赤色のゲンノショウコの群落がありました。
花と果実のつくり、興味深い動きを詳しく観察します。
(飯島和子先生)
【シジミチョウの観察】
秋に目立ってくるシジミチョウ。
この日は気温が低くて飛び回る姿は見られませんでしたが、各種のシジミチョウの特徴や、幼虫の生態などを紹介していただきました。
(鈴木信夫先生)
【チカラシバの観察】
ブラシのような剛毛を持つチカラシバ。
子どものころに経験した“毛虫遊び”を通して、剛毛の秘密を考えてみます。
(飯島和子先生)
【ナンキンハゼに集まる鳥】
ナンキンハゼに来ていたカラスの興味深い生態。
ナンキンハゼは各種の鳥にも人気が高く、その秘密を明らかにしていきます。
(越川重治先生)
【ユリノキの果実の観察】
ユリノキが落葉すると樹上に果実が目立ってきます。
果実には巧妙な仕組みがあり、それを観察するとともに果実と種子を明らかにします。
(飯島和子先生)
【ミゾソバとサデクサの観察】
ミゾソバとサデクサの混成する群落がありました。
タデ科の草は似ているものが多く見分けるのが難しいのですが、両種をくらべながら見分け方を紹介します。
(飯島和子先生)
【ヨコヅナサシガメの集団越冬】
エノキの幹にヨコヅナサシガメの幼虫の集団がいました。
その詳しい生態を紹介するとともに、侵入昆虫としての影響を考察します。
(鈴木信夫先生)
【キツネノタイマツの観察】
ウッドチップが敷かれた小径沿いに不思議な形のきのこが生えていました。
キツネノタイマツというきのこで、その形とくらしを詳しく観察します。
(根田仁先生)
【スズメの数を数えてみよう】
観察会の間にスズメを見たら数を数えよう、という試みがありました。
結果とともに、スズメが減っているというその理由を考えます。
(越川重治先生)

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