2023年度第3回(10月1日) 都立野川公園周辺

自然まるごと観察会

主催:NPO法人自然観察大学

センボンヤリの話をする金林先生


「自然まるごと観察会」の3回目です。
観察会の概要は以下のとおりです。


レポートで掲載した記事と写真はNPO法人自然観察大学およびその関係者のものです(禁無断転載)


【センボンヤリの観察】
センボンヤリのみごとな群落がありました。
センボンヤリは秋に閉鎖花をつけるとされていますが、はたして本当でしょうか。センボンヤリの真実に迫ります。
(金林和裕先生)
【ササクサの観察】
葉を見ると、まるでササのようなササクサ。
ササと同じイネ科植物ですが、ササのなかまではなくササクサ属の植物です。
その巧妙な種子散布の作戦とは?
(金林和裕先生)
【実生を見て考えよう】
林床で見られたアカメガシワ、エノキ、クワなどの実生。
これらはどのようにしてここで芽生え、どのように成長しているのか?
実生を見て考えます。
(唐沢孝一先生)
【クヌギのどんぐり】
目の高さに枝を広げたクヌギが、たくさんのどんぐりを実らせています。
このどんぐりは、じつは去年の春の花が実ったものです。
クヌギのどんぐりはどのように成長をしてきたのでしょうか?
(飯島和子先生)
【ジョロウグモの観察】
前回(6/25)にはごく小さかったジョロウグモの網。
3か月余を経てどのように成長しているのか?
ジョロウグモを詳しく観察しているその時に、大事件が発生!
(浅間茂先生)
【チカラシバの毛虫遊び】
チカラシバやエノコログサの毛虫遊びは、童心に帰ってみんなで実践しました。
でもそれだけではありません。毛虫のように動く仕組みと理由を考えます。
(飯島和子先生)
【シジミチョウのなかま】
この日観察できたシジミチョウはウラナミシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミなど。
その見分け方や観察のポイントを紹介します。
(鈴木信夫先生)
【カヤツリグサの蚊帳づくり】
今は見かけることのない蚊帳ですが、カヤツリグサの蚊帳づくりをみんなで実践しました。
やってみると意外にたのしく、思わず熱中してしまいました。
(飯島和子先生)
【これは何だ?】
木の切り株の近くの地表に、白っぽい種子のようなものがありました。
観察会ではみんなでこの正体を考える予定でした。結末は…
(浅間茂先生、飯島和子先生)
【つる植物の観察】
自然観察園を囲むフェンスでは多様なつる植物が見られます。
からみ方を類型化して、整理しながら観察します。
(金林和裕先生)
【ジャコウアゲハとスズメガのなかま】
フェンスに伸び出たウマノスズクサにジャコウアゲハがいます。
この日は卵と蛹が見られました。
(鈴木信夫先生)

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